代表挨拶 北川明光

 

劇団野ばらは、今、未来に向けて新たな一歩を踏み出しました。

沢山の諸先輩方のご助言を頂き、今、劇団野ばらをスタートできたことを感謝いたします。
前身の劇団の思いを胸に、私は、邁進してまいります。

私達が上演する作品を通して、子ども達が同一の体験をして、お互いを見つめ合い、同じ学校で生活している友として見つめ直すことができたら、どんなに嬉しいことでしょう。

目の前で繰り広げられる生身の俳優の演技。
息づかい、肉体の躍動、流れる汗。

手が届きそうな距離で芝居を観ることができます。
昨日まで何もなかったいつもの体育館が、緊張感あふれる劇場になります。
劇場に変わった体育館で、子ども達と私達が、ひとつの空間でひとつになって芝居を創りあげていくのです。

心の栄養は、観劇を通して、子ども達の未来を創ります。

夢のある未来を、希望のある未来を、共に創れればと思います。